京都府議会 > 2017-06-02 >
平成29年文化・教育常任委員会及び予算特別委員会文化・教育分科会6月定例会2日目[ 配付資料 ]
平成29年府民生活・厚生常任委員会及び予算特別委員会府民生活・厚生分科会6月定例会2日目 表紙
平成29年農商工労働常任委員会及び予算特別委員会農商工労働分科会6月定例会2日目 表紙
平成29年文化・教育常任委員会及び予算特別委員会文化・教育分科会6月定例会2日目[ 参考資料 ]
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平成29年農商工労働常任委員会及び予算特別委員会農商工労働分科会6月定例会2日目[ 配付資料 ]
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平成29年環境・建設交通常任委員会及び予算特別委員会環境・建設交通分科会6月定例会2日目[ 配付資料 ]
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平成29年総務・警察常任委員会初回[ 配付資料 ] 開催日: 2017-06-02
平成29年農商工労働常任委員会初回[ 参考資料 ] 開催日: 2017-06-02
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平成29年環境・建設交通常任委員会及び予算特別委員会環境・建設交通分科会6月定例会2日目 表紙
平成29年総務・警察常任委員会及び予算特別委員会総務・警察分科会6月定例会2日目[ 参考資料 ]
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平成29年環境・建設交通常任委員会及び予算特別委員会環境・建設交通分科会6月定例会2日目[ 参考資料 ]
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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成29年文化教育常任委員会初回 本文 2017-06-02 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 61 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  要約 選択 2 :  開会 選択 3 :  出席要求理事者 選択 4 :  確認事項 選択 5 :  所管部局事務事業概要等 選択 6 :  ◯森下文化スポーツ部長 選択 7 :  ◯小橋教育次長 選択 8 :  報告事項 選択 9 :  ◯森下文化スポーツ部長 選択 10 :  ◯山内委員 選択 11 :  ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当選択 12 :  ◯山内委員 選択 13 :  ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当選択 14 :  ◯山内委員 選択 15 :  ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当選択 16 :  ◯山内委員 選択 17 :  ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当選択 18 :  ◯山内委員 選択 19 :  ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当選択 20 :  ◯山内委員 選択 21 :  ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当選択 22 :  ◯山内委員 選択 23 :  ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当選択 24 :  ◯山内委員 選択 25 :  ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当選択 26 :  ◯山内委員 選択 27 :  ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当選択 28 :  ◯山内委員 選択 29 :  ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当選択 30 :  ◯山内委員 選択 31 :  ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当選択 32 :  ◯山内委員 選択 33 :  ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当選択 34 :  ◯山内委員 選択 35 :  ◯酒井委員長 選択 36 :  ◯本庄委員 選択 37 :  ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当選択 38 :  ◯本庄委員 選択 39 :  ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当選択 40 :  ◯本庄委員 選択 41 :  ◯酒井委員長 選択 42 :  ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当選択 43 :  ◯本庄委員 選択 44 :  ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当選択 45 :  ◯本庄委員 選択 46 :  ◯森下文化スポーツ部長 選択 47 :  ◯本庄委員 選択 48 :  ◯田中委員 選択 49 :  ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当選択 50 :  ◯田中委員 選択 51 :  ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当選択 52 :  ◯田中委員 選択 53 :  ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当選択 54 :  ◯田中委員 選択 55 :  ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当選択 56 :  ◯田中委員 選択 57 :  ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当選択 58 :  ◯田中委員 選択 59 :  今後の委員会運営 選択 60 :  その他 選択 61 :  閉会 ↑ ページの先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1:                                      別 紙               議 事 の 経 過 概 要 ┌                                       ┐ │ 酒井委員長開会宣告の後、安達福利課長の欠席の報告、酒井委員長から挨拶並びに │ │副委員長及び委員の紹介、森下文化スポーツ部長、橋本教育長から挨拶及び出席理事 │ │者の紹介が行われた。                             │ │ 議事に入り、出席要求理事者及び確認事項についての協議、所管部局の事務事業概 │ │要等についての説明の聴取、報告事項の聴取、今後の委員会運営についての協議等を │ │行い、閉会した。                               │ └                                       ┘ 2: 1 開 会  (1) 酒井委員長から開会宣告が行われた。  (2) 京都府政記者会に加盟する各報道機関から撮影、録音等の申し出があり、許可する   ことが決定された。
     (3) 酒井委員長から安達福利課長の欠席報告が行われた。  (4) 酒井委員長から挨拶が行われた。  (5) 酒井委員長から副委員長及び委員の紹介が行われた。  (6) 森下文化スポーツ部長、橋本教育長から挨拶及び出席理事者の紹介が行われた。 3: 2 出席要求理事者   別添「出席要求理事者名簿」のとおり出席要求することが決定された。 4: 3 確認事項  (1) 本委員会における「閉会中の継続審査及び調査事項」が確認された。  (2) 予算特別委員会が平成26年度から通年設置されたことに伴い、予算特別委員会から   審査依頼がなされる委員会を予算特別委員会の分科会として一体的に開催する場合は、   1日目は、付託議案と審査依頼議案を一体的に説明聴取及び質疑を行い、2日目は、   常任委員会としての付託議案については、討論を経て採決、予算特別委員会分科会と   しての審査依頼議案については、適否の確認という形で、それぞれ委員会及び分科会   の意思を確認することが了承された。    なお、5月臨時会中の活動については、1日間の開催となるため、議案の審査が必   要な場合は、1日で審議を行うことが確認された。  (3) 毎月常任の参考人の招致については、基本的には定例会中の委員会で決定すること   となるが、テーマや候補者が整わなかった場合には、正副委員長で協議の上、速やか   に各委員に報告する取り扱いにすることが了承された。  (4) 管内外調査について、今期より管内外調査の実施時期の見直しに伴い、管内調査は、   閉会中の常任委員会の活動日に実施することができることとなっていることが報告さ   れた。    また、管内外調査の実施状況について、議会だよりやホームページ、テレビ広報番   組等により広報を行うとともに、管内調査においては、調査先の事情等を考慮し、可   能な場合については、その様子を府民の方々にごらんいただくことを認めることとさ   れていることが了承された。  (5) 出前議会については、各常任委員会の裁量により実施することとされていることが   報告された。  (6) 行催事等に係る委員会調査について、府が主催・共催・後援する行催事等で、委員   会の所管事項の調査のため、委員が出席することが有意義と認められるものについて   は委員会調査に位置づけ、出席については各委員の判断によるものとすることが了承   された。  (7) 常任委員会の活動状況等は、テレビ広報番組等により紹介し、テレビ広報番組の取   材等は、支障のない範囲で認めることとされていることが了承された。  (8) 5月臨時会において、年間を通じた総括的な「委員会活動のまとめ」を行うことと   されていることが了承された。    なお、前期の委員会の委員会活動のまとめを含めた「委員会活動報告書」を各委員   席並びに理事者席等に配付していることが確認された。  (9) 議案の付託区分及び審査順序については、予算特別委員会の通年化により、申合せ   の別紙2及び別紙3のとおり取り扱うことが確認された。  (10)委員会における写真撮影、録音等について、京都府政記者会に加盟する各報道機関   から、テレビ取材の場合を除いて、今期中、平成30年5月臨時会までの委員会におけ   る撮影、録音等の申し出があり、一括して許可することが決定された。    また、委員会活動報告書の作成に向け、今期中、平成30年5月臨時会までの本委員   会において、事務局に写真撮影を行わせることを一括して許可することが決定された。  (11)意見書及び決議については、各会派から意見書及び決議を発議される場合は、所管   事項等で審議の上、件名を表明願うこととし、委員会の審議になじまない案件につい   ては、意見書の趣旨等について説明の上、件名を表明願うことが了承された。    なお、意見書の提出を求める請願で全会一致で採択されたものに係る意見書及び事   前に各会派の意見が一致した意見書であって、本委員会での審査の結果、委員会提出   とすることに全委員が賛成した場合に限り、委員長名で意見書を提出することとし、   これら以外は全て、会派提出として取り扱われることとされた。  (12)質問時における資料等の使用については、図表、写真、現物等言論で表現しがたい   場合に限り、事前に正副委員長会の了承を得て使用できることとし、そのいとまがな   い場合は、委員長に申し出て了承を得るとともに、事前に副委員長に連絡するものと   された。  (13)委員会における発言については「一問一答も可」とし、審議時間の確保の面から、   目安として発言時間の制限を行うこと、また、時間制限を行う対象議事は所管事項の   みとし、20分に会派委員数を乗じた持ち時間を目安とした「会派持ち時間制」により   運営し、時間管理のため、事務局がストップウォッチで計測することが確認された。  (14)委員会の記録については、正確なものとするため逐語的な記録を作成し、補助手段   として録音機器を使用することが了承された。    また、作成した記録は、個人のプライバシー等に配慮の上、議会図書館において開   架するとともに、ホームページで公開することとされた。 5: 4 所管部局事務事業概要等   別添資料に基づき、所管部局の事務事業概要及び運営目標について説明を聴取した。 6: ◯森下文化スポーツ部長  それでは、文化スポーツ部の運営目標につきまして、お手元に配付しております平成29年度運営目標によりまして御説明を申し上げます。  資料の1ページをお開き願います。  今年度の文化スポーツ部の運営目標につきまして、重点的な取り組みを中心にその概要を御説明申し上げます。  まず初めに、「新たな文化行政の展開と京都文化の発信による『文化首都・京都』の実現」についてでございます。文化庁「地域文化創生本部」等と連携した新たな文化行政の展開に向けて、地域の文化資源を活用した地域創生を図るため、地域アートマネージャー等の配置や文化資源の発掘を中心とした短期アーティスト・イン・レジデンス事業の拡充を進めてまいります。  また、「全国高校生伝統芸能優秀校選抜公演(仮称)」の文化庁「地域文化創生本部」との共同開催や若手芸術家などの活動支援のための新鋭選抜展や、平成30年度の「京都アートフェア」の開催に向けた「アート見本市」、若手芸術家と企業経営者とのマッチングを促進する「京都アートラウンジ」を開催してまいります。  さらに知事部局と教育委員会が一体となった「新文化行政推進プロジェクト」により、文化資源の保護・継承と活用の好循環を創出するとともに、京都府文化賞受賞者による「京都文化芸術会議」の提言等を踏まえた「京都こころの文化・未来創造ビジョン」の改定に着手いたします。  加えまして、2020年東京オリンピック・パラリンピック等に向けた京都文化の世界への発信として東京都等と連携し、京都の文化資源を生かした「東京キャラバン」を開催するとともに、明治150年に向けた、国と連携した記念事業の企画や国際博物館会議、ICOM京都大会2019に向けた取り組みを進めてまいります。  次に、「北山文化環境ゾーン構想の推進」についてでありますが、平成29年4月にグランドオープンいたしました京都学・歴彩館の幅広い活用を図るとともに、海外の日本文化研究機関との交流連携協定締結や海外の研究者の招聘等により、京都文化の普遍的価値の研究・発信に取り組んでまいります。  また、各施設エリアを文化・芸術の彩りでつなげ、多様な人々の交流・創造を図る広場、プロムナードを整備するとともに、日本一の植物園にふさわしい植物園会館の壁面緑化整備のほか、現資料館跡地の活用などの北山文化環境ゾーンの整備構想の策定を進めてまいります。  次に、「『スポーツ王国・京都』の実現に向けた施設整備、スポーツへの参加意欲や競技力の向上、地域の交流促進の好循環の創出」についてでありますが、京都スタジアム(仮称)の整備について、環境保全専門家会議でのアユモドキへの影響が軽微との評価と、公共事業第三者評価委員会での工事着手の了承を受けた上で、年度内の工事着手を目指してまいります。  また、山城総合運動公園でのアイスアリーナの造成工事の着手や丹波自然運動公園でのクロスカントリーコースを完成させるなど、府内のスポーツ施設整備を進めてまいります。  さらに2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けたホストタウン登録の促進や、2021年ワールドマスターズゲームズ関西の開催準備のほか、ツアー・オブ・ジャパン京都ステージや京都丹波トライアスロン大会の開催など、国際大会や合宿地の開催誘致を進め、スポーツを通じた地域の交流促進を図るなど、人々に夢と感動を与えるスポーツ施策を推進し、「スポーツ王国・京都」の実現に向けて取り組んでまいります。  次に、「私立学校の学習環境と経営改革への支援」でありますが、私立学校の振興と保護者負担の軽減を図り、子どもたちが進学する意欲があるにもかかわらず、経済的事情で学業を断念することがないように、私立高等学校あんしん修学支援事業などを推進し、子どもたちの教育機会の確保を図ってまいります。  また、少子化に伴う児童生徒数の減少など、府内の私立学校を取り巻く厳しい環境を踏まえ、府民の多様なニーズに応える私立学校の特色・魅力づくり、経営改革への取り組みや耐震改修等への支援を行うとともに、幼児教育の充実等に向けた取り組みについて重点的に支援してまいります。  次に、「府立医大の信頼回復と府立医大・府立大の機能強化、『京都のまるごとキャンパス化』の実現」でございますが、府立医科大学附属病院での虚偽有印公文書作成・同行使の疑い事案に関し、全容解明、反社会的勢力への対応厳格化、適正な管理体制の確立を進め、府立医科大学の信頼回復に向けて府公立大学法人との連携や支援に取り組んでまいります。  また、府立医大・府立大における教育・研究・医療・地域貢献の推進につきましては、府立医科大学附属病院での陽子線がん治療実施に向けた治療機器の設置等の医療提供体制の強化や、北部医療センターでのがん診療棟の整備などの機能強化を進めるほか、府立大学での平成31年4月を目指した和食文化学科(仮称)の開設準備に取り組んでまいります。  さらに大学・学生の力を活かした地域の活性化として、「1まち1キャンパス事業」を通じた大学と市町村との連携促進を図るとともに、「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+(プラス))」を通じた京都を学び活動する学生の拡大や参加大学と府内企業の連携強化による府内就職率の向上を進めてまいります。  なお、2ページ以降に運営目標の詳細を添付しております。後ほどごらんおきいただければと存じます。  また、文化スポーツ部の事務概要につきましても、別冊で資料を配付させていただいておりますので、あわせてごらんおきいただきたいと存じます。  説明は以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 7: ◯小橋教育次長  それでは、平成29年度の教育委員会運営目標につきまして、お手元の資料に沿って説明させていただきます。  教育委員会では、11の分野で35の目標を掲げ、その実現に向け取り組んでいるところでございます。  資料の1ページをごらんください。  まず、1項目の「質の高い学力の育成」と「経済的に不利な環境にある児童生徒の学力向上」についてでございます。質の高い学力の育成として京都式少人数教育を推進するとともに、各学校における学力データの効果的活用を支援し、個々の児童生徒の弱点克服に効果的な学習指導を行うため、つまずき部分とさかのぼり復習が連動した自動学習計画システムを新たに構築することとしております。
     また、経済的に不利な環境にある児童生徒の学力向上を図るため、小中学校へのまなび・生活アドバイザーの配置等を拡充し、子どもの状況に応じた学習・生活支援策に取り組んでまいります。  次に、3ページをごらんください。  続いて、2項目の「文化の保護・継承とグローバルに活躍できる人材の育成」についてでございます。文化財を保護・継承する取り組みとして未指定文化財の調査を進め、新たに制度化した暫定登録文化財の登録を進めるとともに、文化財の府指定や登録等を拡充することとしております。  また、多様な文化を理解できる人材の育成として、海外サテライト校や海外短期留学への支援を拡充するとともに、中学校教員の英語力の向上にしっかりと取り組んでまいります。  4ページをごらんください。  3項目の「共生社会の実現に向けて」でございます。共生社会づくりに向けた取り組みの充実のため、インクルーシブ教育の推進に向けたネットワークの構築や向日が丘支援学校の改築に向けた周辺地域のエリア構想策定に取り組むこととしております。  また、特別支援学校の生徒就職率30%を目標に「京のしごと検定」を導入し、職種別専門的技能を客観的に評価するシステムを構築し、生徒の就労意欲や就職率の向上に取り組んでまいります。  次に、5ページをごらんください。  4項目の「教職員の働き方改革と養成・研修の一体改革」についてでございます。教職員の働き方改革を推進するため、外部専門家の配置による学校サポート体制構築や業務改善による長時間勤務是正などに取り組んでまいります。そのほか府立学校全校で勤務状況を把握し、業務改善に取り組むとともに、部活動における教員の負担軽減に関する指針を策定してまいります。  また、教職員の人材育成及び資質向上に関する一体改革として、教員養成系の大学と連携し、資質の向上に関する指標や教員研修計画を策定し、教職員の資質向上を図ることとしております。  6ページをごらんください。  次に、5項目の「児童生徒の問題行動への総合対策と不登校児童生徒への支援」についてでございます。少年非行防止対策として学校警察連携会議やスクールサポーター等と連携した非行防止教室の開催、また薬物乱用の防止対策として薬物乱用防止教室や保護者に対する啓発、教員向けの研修会の開催など、薬物乱用ゼロに向けて取り組んでまいります。  次に、7ページをごらんください。  いじめ防止対策として従来から実施している未然防止、早期発見、早期解消に向けた取り組みを徹底するとともに、不登校対策の実施として府認定フリースクールとの連携促進により、不登校児童生徒の社会的自立を支援してまいります。  8ページをごらんください。  6項目の「政治的教養やライフデザインを考える力の育成など」についてでございます。全府立高校において模擬選挙を初めとする実践的活動といった授業を実施するなど、政治的教養を育成するとともに、家族の大切さや子どもを産み育てる意義を学び、ライフデザインを考える力の育成に取り組んでまいります。  9ページをごらんください。  7項目の「府立高校の特色づくり」についてでございます。少子化に伴う府立高校のあり方の検討や地域創生推進校の指定など、学校の特色に応じたテーマに基づく取り組みを支援することとしております。また、京都市教育委員会と連携し、京都市立中学校から府立高校への就・修学を一層円滑に行うため、府立高校の教員を市立中学校へ派遣することとしています。  10ページをごらんください。  8項目の「学校安全教育と安心・安全な教育環境の整備」についてでございます。通学時の安全や自転車の安全な利用の促進といった交通安全教育を推進するとともに、実践的な防災教育に取り組んでまいります。  次に、11ページをごらんください。  9項目の「学校と家庭、地域社会が一体となった教育の推進」についてでございます。地域と一体となって家庭を見守る体制を支援する訪問型の家庭教育支援に取り組むことなどを掲げております。  12ページをごらんください。  次に、10項目の「子どもたちの体力・競技力の向上を図る取り組みの推進」についてでございます。外部指導者を活用した部活動指導に取り組むとともに、競技力向上に向けたアスリートの支援、ライフステージに応じた生涯スポーツの推進に取り組んでまいります。  最後に、11項目の「新たな教育委員会制度の趣旨を踏まえた取り組みの推進」についてでございますが、京都府の教育等の振興に関する大綱に基づき、知事と基本的な認識を共有し、一体となって取り組むこととしております。  なお、事務概要につきましては、別に配付しておりますので、ごらんおきください。  教育委員会からは以上でございます。よろしくお願いいたします。   (発言)   発言なし 8: 5 報告事項   下記の事項について報告が行われた。   ・京都スタジアム(仮称)整備の取組状況について 9:  (1) 京都スタジアム(仮称)整備の取組状況について ◯森下文化スポーツ部長  文化スポーツ部からは、1件御報告をさせていただきます。  お手元に配付しております報告事項資料をお開きいただきたいと存じます。  京都スタジアム(仮称)整備の取組状況についてでございます。  去る5月17日に第34回環境保全専門家会議を開催し、京都スタジアム整備事業に係る環境への影響について御議論いただきました。内容といたしましては、本年2月2日に開催された前回の環境保全専門家会議においてアユモドキの越冬場所に流出する地下水への影響については、桂川への地下水流出の空間分布や季節変動の詳細解析や評価が必要であり、工事着手までに環境保全専門家会議の助言・指導を得ながら、非定常条件となる季節変動等を考慮した解析、面積単位を小さくした地下水流出量の解析を行い、影響の有無や内容について確認する等の御意見が出されたところであります。  このため、スタジアム整備に当たりましては、地下水への影響を極力を抑える基礎杭工法となるセメントミルクを使用しない無排土鋼管杭埋設工法や遮音性等を高める建物構造とし、その詳細な地下水分析や振動、騒音、光、日照等に係る影響解析とその評価を行ったところであります。その結果、スタジアム整備による環境への影響は、いずれも現状で起こっている変動の範囲内にとどまり、この点においてアユモドキへの影響は軽微であると確認されました。  また、工事着手前の予防的措置として、アユモドキ待避場となるフトンカゴの設置等を行うことや詳細なモニタリングを行い、工事前と工事中などの状況を比較し、通常と異なる大きな変化が見られた場合には、環境保全専門家会議の指導・助言を踏まえ、必要な対策を検討・実施することにより、アユモドキ個体分への影響は軽微なものとなることから、工事の着手を了承するというものでありました。  さらにスタジアム整備を契機として、広域的なアユモドキ生息環境の改善対策を実施することにより、将来にわたる保全環境を早期に確立させることができると考えられるとの御意見をいただきました。  なお、第34回環境保全専門家会議で取りまとめました資料をお配りしており、表紙に概要を記載しておりますのでごらんおきいただきますようお願い申し上げます。  今後は、6月5日開催の公共事業評価に係る第三者評価委員会におきまして、本年2月3日に開催された前回の同委員会の御指摘を踏まえて、スタジアム整備による地下水等への影響についての詳細解析結果、環境保全専門家会議での意見・評価、費用対効果、JRの輸送能力、良好な生活環境の形成等について説明し、工事着手について御審議いただくこととしております。  今後とも、アユモドキ等自然環境と共生するスタジアムの実現に向けて、環境保全専門家会議の指導・助言を受けながら事業を進めてまいりたいと考えております。  文化スポーツ部からは以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 10:   (発言◯山内委員  御報告ありがとうございます。  先日の環境保全専門家会議で苦渋の決断で了承されたというふうに我々は理解をしております。その上できょう出された資料について数点、若干お聞きしたいと思います。  57ページの騒音のシミュレーションの試合開催時の騒音のシミュレーションですが、予測項目、発生源ということで試合開催時の歓声による影響等が示されています。発生源としては、西京極の京都サンガの試合をもとに発生レベルを設定されたということですが、これは歓声騒音だけを発生源としてシミュレーションを行ったものですね。ちょっと確認をしたいと思います。 11: ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当)  この調査に当たりましては、西京極のほうでの実際の試合の録音というんですか、観測をいたしまして、それに人数補正を掛けて発生源としての音源を与えて、それでシミュレーションをしておるというところでございます。  以上でございます。 12: ◯山内委員  実際の騒音というのは、この歓声騒音だけではなくて来場者による車等の騒音や、それから商業施設も随分検討されていますから、そういう点での騒音なんかも大きなものがあるというふうに思います。歓声騒音だけでは非常に不十分だというふうに思います。  あと、60ページの供用後について、モニタリング調査を実施するとともに応援時の鳴り物の禁止など発生源の低減、窓に暗幕を設置するなど、必要な対応を検討・実施するというふうにあります。歓声はいいけれども、鳴り物はだめだよと、応援するのに、というようなスタジアムになるのかなというふうに思うんですが、果たしてそれで本当に楽しいサッカーの観戦ができるのかなと。熱烈なサッカーファンだったら自由に鳴り物を鳴らしたいでしょうし、本当に応援もしたいでしょうけれども、こういうスタジアムになるのかなと。応援時の鳴り物禁止というのを見て、ああそうなんだというふうに思ったんですが、ここら辺についてどういうふうに考えておられますか。 13: ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当)  鳴り物の関係でございますけれども、私どもが調査をいたしております中で、例えば神戸のスタジアム、ここは町なかにございますし、周辺に団地であったり病院があるというようなところで、一応遮音性の高い構造にはしておられますけれども、やはりそういう町なかでの施設の共存を図っていくという中で、現にサポーターのほうにお願いをして、協力をしながら応援をしてもらうというような事例もございます。やはりその辺は、これから亀岡市の場所に新しく市街地が整備されてくる中で、将来的に地域の方々とよく御相談しながら、適正な応援の方法というのを今後検討していくことが考えられるかなというふうに思っておるところでございます。  以上でございます。 14: ◯山内委員  具体的に鳴り物禁止をするというのは、荷物検査して持ち込みを禁止するのかとか、そこら辺はどういうふうに考えておられるんですか。 15: ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当)  これは試合を運営します球団側と、それからサポーター側の取り決めということになってくるかと思いますので、いろいろ聞いておる中ではやはり話し合いの中で当初から持ち込みをしないと。それからサッカーの場合は、よくペットボトルも含めてですけれども、投げ込まれないような会場での販売等もしておりますので、そういった中でサポーターと十分話をしながら応援方法を考えていくということになると思っております。  以上でございます。 16: ◯山内委員  ペットボトルも鳴り物になるから、ペットボトルの販売等もしないと、中にも持ち込まないという意味なのかなというふうに伺いましたけれども、別にそれは京都府が責任を持つわけではなくて、球団とサポーターの取り決めというところら辺ではいかがなものかというふうに思います。  あと、治水対策ですが、63ページに総合治水ということで雨水排水対策についてだけが述べられていて、私はここに非常に違和感を持ったんですが、都市計画公園内でスタジアムを建設する場合は、遊水機能の減少により対策が必要だったと。ところが平成25年台風18号降雨による洪水でも浸水しない程度の治水安全度を有する土地区画整理事業地に建設位置を移すことにより対策の必要がなくなったというふうにあるんですが、全く意味がわからなくて申しわけないです。  平成25年台風18号降雨の写真等も皆さん御存じでしょうし、私もその直後に現地の調査に行きましたけれども、都市計画公園内も、それから駅北土地区画整理事業地内もどこが境目なのかが全くわからないぐらい水没をしていて、それぞれ遊水機能を果たしていたといったらおかしいんですけれども、遊水機能を有していたということが現実、事実なんですが、ちょっと意味がわからないんですが、どういう意味でしょうか。 17: ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当)  この件につきましては、お配りしております資料の10ページでございますけれども、亀岡駅北土地区画整理事業地域の治水の内容について記載をしてございます。この図にもございますように、河川改修とあわせて区画整理事業、新しく市街化に編入されたこの土地に河川の高水敷の掘削土等を造成しながら、なおかつ造成高については平成25年台風18号による洪水よりも高い標高で造成をしていくという計画になっておりまして、この場所に移ってくるということで、従前の公園地のほうで必要であった治水対策は不要になったということを述べておるというところでございます。  以上でございます。 18: ◯山内委員  旧予定地は遊水池だけれども、土地区画整理事業地は市街化区域に編入されたから、実際に遊水機能があってももう遊水池という扱いはしないんですよという意味ですか。 19: ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当)  新しく造成をされて、その造成内容については都市計画審議会等で市街地への編入が妥当であるという審議をいただいた上で造成された土地、その上に京都府がスタジアムを今回は建てるというところでございますので、私どもとして治水対策を講じる必要はないというところでございます。  それから旧公園地につきましては、遊水池という言葉が正しいのかどうかというところでございますが、あくまでも民地の方々が我慢をされて浸水されるところをそういう形で使われている土地であるということで、そうした機能が公園事業地のほうでは必要であったと、守る必要があったということで、我々は治水対策を講じたということでございます。  以上でございます。 20: ◯山内委員  実態として都市計画公園内においても、それから土地区画整理事業地内においても同じように遊水機能があったわけですね。そういう点では法的な枠組みができたから、それで一切対策の必要がないというのは非常に危険な考え方だというふうに思います。  スポーツ振興特別委員会のまとめの発言のときにも発言をさせていただきましたが、昨年5月に国土問題研究会の調査団が試算をした結果、駅北用地が造成されると2013年の台風18号時の洪水をモデルとした場合に、請田地区のピーク水位が4.2センチ上昇するということがわかっています。そういう計算になっています。その後、裁判所から要請があって、浸水面積の拡大についても裁判所の要請で調査をした結果、約9ヘクタール浸水域が拡大をするということがわかりました。こういうことがわかっていながら、こういう調査が出ていながら、京都府としては新たな氾濫解析をもう行わずにこのまま建設を進めるということでしょうか。 21: ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当)  私どものほうとしましては、河川整備の関係につきましては所管外のことでございますが、この間の経過の中で既にこの裁判にかかわって南丹土木事務所が行った氾濫解析報告書の資料も出ておるというふうに聞いております。そういった中で河川計画と市街化の編入に当たっての検討というのは一定なされてきておるものというふうに理解しておるところでございます。  以上でございます。
    22: ◯山内委員  南丹土木事務所が行っている氾濫解析というのは、この亀岡駅北の地域の影響を考慮した氾濫解析が行われたということですか。 23: ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当)  今、ちょっと私も手元に資料を持ってきておるんですけれども、裁判所のほうに提出されている資料の中で、区画整理事業が及ぼす影響についてということで、これは原告側のほうが証拠として出されている内容でございますけれども、その中では、京都府が2008年に桂川河川企画調査業務委託をした、その氾濫現象を考慮した流出解析を行っているというふうに述べておりまして、原告側のほうも区画整理事業地の影響について、この京都府が行った報告書をもとにいろいろ解析されているというふうに理解しておるところでございます。  以上でございます。 24: ◯山内委員  2008年というと2013年台風18号の5年前ですけれども、南丹土木事務所が行った氾濫解析というものは、この駅北、いわゆる土地区画整理事業地で盛り土をして開発するということを考慮に入れた氾濫解析なんですか。 25: ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当)  そのとおりでございます。 26: ◯山内委員  その資料をぜひ提出してください。 27: ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当)  これは私どものほうの事業で行っているものではございませんので、また正副委員長と御相談させていただきますが、私どものほうから出せる資料ではないというふうに理解しております。  以上でございます。 28: ◯山内委員  台風18号の浸水面積、先ほど私が紹介しました国土問題研究会の調査団の試算の結果ですけれども、約9ヘクタール浸水域が拡大をするということですが、台風18号の浸水面積でいうと282ヘクタールですから、9ヘクタールというとわずか3%ですが、その3%というのがいわゆる遊水池以外の駅の南側の住宅地のほうにも浸水が拡大するという点では、この3%の数字というのは非常に大きいというふうに思うんですが、そのことについてはどのように考えられますか。 29: ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当)  申しわけございませんが、私ども文化スポーツ部でスタジアムのほうの整備をしておりますので、今の本質の議論というのは河川の計画等にかかわってくることかと思いますので、私どものほうで責任を持って答えられるものではないかなというふうに思っております。  以上でございます。 30: ◯山内委員  それでは、この63ページにある総合治水対策についても、そんな責任を持って言っているということではないという受け取りでよろしいですね。 31: ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当)  ここで述べておりますのは、昨年、災害からの安全な京都づくり条例というところでございまして、今後、用地買収をして我々、亀岡市に財政的支援をしていくという状況から考えますと、そこに施設を設置するものとして、この条例の中では必要な降雨による浸水の発生が抑制され、それからまたは浸水による被害が軽減されるように努めなければならないというふうになってございますので、そういった形の中で必要な対策をするということで考えておるところでございます。  以上でございます。 32: ◯山内委員  治水対策については文化スポーツ部が責任を持つことではないと言いながら、ここの総合治水対策については、だからここは文化スポーツ部は余り責任を持ちませんよという部分だというふうに思うんですが、やっぱり4年前の台風18号の洪水被害に遭った方ですが、私も私自身が洪水の被害に遭ったことがありませんから、なかなか現地調査に行ってもそのとき本当に大変だというのはよくわかるんですが、その後々ずっと大変だというのが原告の方々の証言なんかで読んでよくわかったんです。被害に遭った方が篠町の川西区というところに住んでおられて、台風18号以前にも3年連続地域内で床下浸水で自動車の廃車などの被害に遭ったということですが、台風18号では川西区で11件床上浸水があって、19件が床下浸水で、自動車5台が廃車になったと。非常に大変な恐怖と家財の大きな損失をこうむったというふうにおっしゃっています。  それから、あと洪水被害の後がすごく大変だということで、北古世町にお住まいの方ですが、雑水川の近くに住んでおられる方で、台風18号で雑水川沿いの土手が崩れて、土手沿いの家が軒並み傾いて玄関のドアを閉めても隙間があって、そこからゴキブリが大量に入ってくるだとか、それからその方は職場も近くなんですけれども、大きな被害をこうむって2年間悪臭と湿気に悩まされて、その後、一段落して片づいたけれども、商品にもカビが発生して廃棄処分にしなければならなかったとか、それから次の年の夏にはコバエが異常に発生して、商品なんかが全部コバエでだめになるとかというようなことがあったという点で、洪水の被害の対策、河川の氾濫対策というのは非常に大きな問題だというふうに思っています。  そういう点では、文化スポーツ部だから河川改修については責任は持たないんだということですけれども、京都府としてやっているわけですから、責任を持って治水対策を行うべきだというふうに思います。  それから、5月30日に公民連携プラットフォーム記念設立フォーラムが開催をされました。我が党議員団からは成宮議員が傍聴に行きましたけれども、この公民連携プラットフォームのフォーラムで事例として示されたのが亀岡市のスタジアムでございました。いろいろと11グループでトークをして、そのまとめが報告をされていますけれども、なぜ亀岡市でこれをやるのかというような意見が3グループから出る。それからあとのグループもなかなか難しいとか、それから全体的にマイナス意見が多いとか、それから試合で50日使って、あと300日どうするのかとか、亀岡市はそもそもベッドタウンでそこにこういうものをつくって来てくれるのかとか、それから立地とマーケットが難しいなどの非常に否定的なマイナス意見がトークのまとめで、これは私が言っているのではなくて、そのフォーラムでの11グループのトークのまとめで発言をされていることだというふうに思います。  ここがすごくにぎわって活気が出ればそれでいいというふうには私は全く思っていませんが、活気が出たら出たでよその活気が奪われていくだけのことだというふうに思いますし、亀岡市の地場の業者はそれでどれだけ経済的な利益をこうむるのかというようなことなんかは全く考慮に入っていないというふうに思いますからあれですけれども、そういう意見が出された中で導入可能性については、見通しはどのように立てておられるのか伺います。 33: ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当)  私、実は5月30日、パネラーというか、説明者の一人として出席をしておりました。そういう意味で確かに山内委員がおっしゃった、なぜ亀岡市でつくるんだというような御意見も出たというのは承知をしております。やはりいかに亀岡市でつくることについて知られていないかということと、それからやはり丁寧にそういった情報を発信していく必要があるんだろうなということは自分も感じたところでございます。  今御質問のありました可能性についてでございますが、まさにそういった中で亀岡市が持っている課題、それから解決すべき道筋、これをしっかりと調査・整理をして、先ほど言いました今後事業方針の中で各民間事業者等にヒアリング等をしながらその可能性を探っていくという中で、しっかりとした業務実施方針をまとめ上げていくことが必要かというふうに考えておるところでございます。  以上でございます。 34: ◯山内委員  これは環境保全専門家会議が一応了承をしたということになっていますから、公共事業評価の第三者委員会等にもこれがかけられるのかというふうに思いますけれども、非常に不十分でありますし、そういう点では私どもはそういうことはするべきではないというふうに申し上げて終わります。 35: ◯酒井委員長  先ほどの山内委員からの資料要求につきましては、その取り扱いについて正副委員長に御一任願いたいと思います。  進行いたします。  他に何か御発言ございませんか。 36: ◯本庄委員  私のほうからも何点か質問させていただきます。  今、山内委員のほうから質問がされていた遊水池の機能という問題なんですけれども、スタジアムの場所プラス駅北の地域が大規模に埋め立てられるという事態になると思うんです。それにより遊水池の面積が減少するということに当然なるわけで、この遊水池の機能をどうして充実させるかということについての検討はどのようにされているんでしょうか。 37: ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当)  スタジアムといたしましては、先ほど御説明させていただきましたように、新たに市街化編入された場所につくるということでございますので、今の遊水池の機能をどう確保していくということにつきましては、私どもの文化スポーツ部ではなくて、やはりまさに河川の管理・整備にかかわってくる問題かというふうに考えておるところでございます。  以上でございます。 38: ◯本庄委員  山内委員からありましたが、地元、住民の多くの皆さんが心配されているのは、遊水池の面積が減少することによって大雨被害が拡大するんではないかと。もうあのような恐怖は味わいたくないというのが住民の皆さんの声ではないかと思うんです。ですから、スタジアムの建設に伴う遊水池の面積の減少の問題と、駅北開発全体を通じての埋め立て、盛り土をするわけですから、それによる面積の減少による住民の安心といいますか、安全といいますか、その点はスタジアムの建設だけをやっているんだから、それは河川の担当者ということで済ませてよいのかどうかの御判断をお聞きしたいと思います。 39: ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当)  ちょっとスタジアムで盛り土をするという御発言もあったかと思うんですけれども、私ども何遍も御説明させていただいておりますのは、まずは今現在、もう既に桂川の高水敷の掘削をした土が現地の区画整理事業地内に盛り土をされて造成をされていっていると。スタジアムをつくるために新たにまた掘削をするとか、そこを広げてやるというわけではございません。今、区域が定められた区画整理事業地内で盛り土をされた後のところをスタジアムとして使っていくという内容でございますので、私どもが考えている内容と本庄委員がおっしゃっている内容とちょっと食い違いがあるのかなというふうには思っておるんですけれども、そういったところの中で、我々としては先ほども山内委員に御説明しましたように、設置者として必要な治水対策というんですか、総合治水の対策は講じていくということで考えておるところでございます。  以上でございます。 40: ◯本庄委員  その高水敷の掘削の話なんですけれども、例えば池であれば池を掘削すればその分水をためることができると、それはわかるんです。ただこれは川ですから、雨が降れば高水敷も満杯になってしまうわけですよ。一層流れてくるということですから、池の掘削と高水敷の川の掘削というのは当然おのずから性格が違う問題だと。だから高水敷の掘削をしたから安全度が高まるんだという議論にはならないと思うんですが、その点はどうでしょうか。 41: ◯酒井委員長  済みません。恐らくおっしゃっているのは区画整理地になる以前のことを質問されているんだと思うんです。区画整理地になった後の質問は回答ができるんですけれども、それ以前の質問なのでお答えがここでは所管が違うというふうにおっしゃったと思うんですが。 42: ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当)  そういう内容でございまして、何遍もお答えが同じになりますけれども、あくまでも土地区画整理事業地については、平成26年に都市計画審議会を経て市街地編入されたという内容でございます。それに当たって現状の土地利用を変更するに当たって、当時の河川の整備の中で高水敷の掘削土をその地域に搬入しながら整備をしていっているという状況がございました。  1点だけ私のほうで理解しておりますのは、亀岡市の氾濫現象については川からあふれるというものではなくて、狭窄部があって水位が上昇して流れにくくなって亀岡盆地が池のようになると。まさに池のようになるという状況の中で遊水池のほうに水が逆流していっているという現象が起こっていると。  素人なりの考えかもしれませんけれども、国のほうのモデルの中でも、亀岡市の氾濫現象については池モデルというような形で捉えて解析をされているというふうに聞いておりますので、我々としては一定の容量を確保して治水の安全度が下がらないようにして河川のほうは整備をされているというふうに理解しているというところでございます。  以上でございます。 43: ◯本庄委員  池の部分という私の表現と同じ表現を使われていると思うんですけれども、単なる池ではないと。保津峡の狭窄部から当然水が流れるわけですから、そういう私は完全に密閉された池ではなしに、保津峡というのがあって、そしてそこから水が嵐山、桂川のほうに流れている状況のもとで、高水敷の掘削というのがどれだけの効果があるのかと。だから先ほど来あったような南丹土木事務所が氾濫解析をやっておられると、そういう資料も含めて分析をしていく必要があるんではないかと。何よりも住民の命と安全をどう確保するかという視点が必要だと思いますので、その点について私は遊水池の機能をより充実させるべきだと、そういう立場からの文化スポーツ部の担当所管とも連携を一層強めるべきではないかということをこの点は申し入れをしておきたいと思います。要望しておきます。  それから2つ目には、地下水の保全対策の関係なんですけれども、亀岡駅北の区画整理事業区域は全体で17.2ヘクタール、そしてスタジアムの関係は3.2ヘクタール、2割弱程度というふうになっているわけです。残る14ヘクタールの区域も、私も最近、亀岡駅を見に行きましたけれども、今、地盤を固めるためにどんどん土を移動させたり、積み上げたり、地盤を強化するためだというふうにお聞きしているわけです。  駅北地域の事業区域は、10階建ての建築物を建てることも可能な建ぺい率や容積率の区域も設定されていると。当然ながらスタジアムの場所については720本の杭を打たれるという説明ですし、同様に例えば10階建ての建築物を建てるとすると基礎杭が当然必要になってくると。そういうスタジアム建設だけを影響要因とした地下水保全の分析では不十分ではないかというふうに思うんですが、それはいかがですか。 44: ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当)  その点につきましては、まだ区画整理事業地内での建物の種類とか内容というのはまだ決まったものではございませんので、10階建てが全部建つのかどうか、それも今わからない状況でございます。専門家会議で意見としてありましたのは、やはりこういった京都府が行った解析を情報共有して、しっかりと地下水保全を図っていくようにという御意見をいただいておりますので、今後そういった内容でしっかりと亀岡市等と連携しながら対応していきたいというふうに考えておるところでございます。  以上でございます。 45: ◯本庄委員  その点では、地下水保全の分析ということからもまだまだ問題課題が残っているということを指摘させていただきます。  最後ですけれども、幾つかの問題点も含めて、京都府としての市民・住民の皆さんへの説明会の開催の問題なんですね。昨年11月22日に亀岡市が主催したスタジアム誘致にかかわる市民説明会では、実施設計ができたころ、再度市民説明会を市と協議して開催するというふうにお答えになっているわけですけれども、府としての説明会の開催の見通しはどのようにお考えなんでしょうか。 46: ◯森下文化スポーツ部長  現在、今御質疑いただきました地下水の影響等のいろんな解析、またその構造の比較とこの間、精緻進めてまいりました。その結果、せんだっての専門家会議で了承を得られたということもありますので、ほぼ内容はこの形で整備内容が固まってきましたので、今現在、亀岡市さんとも調整しながら、ぜひこの内容等につきましても地元の説明を行っていきたいというふうに考えておりまして、今、日程調整を具体的にやっていくべきかなということで今、市と相談をさせてもらっております。 47: ◯本庄委員  そういう点では、この説明会というのが京都府としての説明会は正式には開かれていないわけです。亀岡市が開かれた説明会に京都府が出席をされたという状況でありますから、まだまだ市民の皆さんの意見を聞いていただくということは求められております。こういう段階で6月5日予定されております第三者委員会が結論を出すというのは時期尚早だということで、そういう方向に持っていくことによって一層市民の不安を、結局建設先にありきということではないかという批判を招かざるを得ないと思いますので、その点を強く要望しておきます。  以上です。
    48: ◯田中委員  今いろいろございましたので、いつも言うてはるなということなので、もうええやないかという意味で話をしているわけではなくて、もうかなり御理解をされているはずやけれども、あえて言うてはるような気もいたしますので、そういう意味で幾らか私のほうも発言させていただいて、ただいまのものに多少違う意見を申し上げておきたいと思います。  1つは遊水池なんですけれども、遊水池というのはたしか建設省で決まっていますよね、単語が。あれはどういうことになっていますか。亀岡市は遊水池なんですか。 49: ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当)  河川法上の遊水池というのは治水機能を持たせた部分、例えば上野遊水池とかというのはこの近辺で有名でございますけれども、あそこも岩倉峡があってその上流部に遊水池を設けていると。民地に地上権をつけてやっているということで、耕作はできるんですけれども、洪水のときは水がたまると。ここで何トンかをカットすると、そういう治水機能を持たせたところを遊水池と河川法上では言っているというふうに理解しております。  以上でございます。 50: ◯田中委員  今お話があったように、遊水池の指定は亀岡市はされていませんので、そこのところはひとつ御認識をいただきたいと思います。  それから請田のところで土を北側の土地区画整理、それに余り入りたくないんですが、そこに土を置いたら予想の立米数なんでしょうけれども、そこへ土を置いたら河川が4センチ、4.2センチですか、上がるという報告があったということで、御存じやったらそれはさっきの河川内の掘削の土を移動させるとか、そうではないところで単にそれだけの容積がそこで吸収分でなくなってしまうだけの計算なのか、そこのところはどういうことですか。 51: ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当)  私がその4センチの内容について把握しておりますのは、現状において高水敷を掘削した後、スタジアムを公園エリアでつくったときに、そこを盛り土したときの量というんですか、影響を文化スポーツ部が以前に氾濫解析として計算をしております。その量を面積あたりなりに比例案分して計算をされて、その数値が全体として4センチ及ぶというような考え方で4センチというのは出てきておるというふうに理解しております。だから必ずしも正確に高水敷を掘削したことによって、その土を17ヘクタールに埋めたことによって4センチ上がるというシミュレーションをしているというような内容ではなかったというふうには理解しております。 52: ◯田中委員  今のお話は、もとのほうのところを歩いて土盛りをして、その上に建てるというそのときの下の容積の部分、改善して空間をつくるとかいろんな話はあったけれども、とりあえずそのときの解析をこちらに持ってきて、その面積に当てはめて考えたら、そこに土をかつての現状の田んぼのままのところからこれだけ積み上げたら影響として4.2センチになるのではないかと、こういう意味ですね。 53: ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当)  そのとおりでございます。 54: ◯田中委員  ということは、今2つあって、1つは北側の土地区画整理というのは、もともと今やっておる時期が重なっておりますからこういう議論になっているんやけれども、できてしまってから5年でもたってそこの土地を買いに行ったらさっきの議論は基本的にないわけです。  そういうのが1つと、それからもう一つは、その4.2センチというのは条件として河川内の高水敷の土をこちらに移転させるということが話として入っているわけですか。 55: ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当)  私ども承知しておりますのは、昭和57年の台風に対応する河川整備が一応できたと。引き続いて河川整備を進めていく中で、上下流バランス、京都市域との洪水の安全性とのバランスをとりながら河川改修を進めていくということが必要だというふうに言われておる中で、やはり亀岡市の治水の安全性を担保しながら河道の改修を進めていくという工事を切らさずやっていかれる中で、発生する残土等について有効活用して土地区画整理事業のほうに土を入れるという内容で工事をされているというふうに理解しております。そういう考え方で整備を進めていっておられるということで理解をしております。  以上でございます。 56: ◯田中委員  その結果が4.2センチ上がるということですか。そのさっきの数字の状況がよくわからないんだけど。 57: ◯山本文化スポーツ部理事文化スポーツ施設整備担当)  済みません。裁判のほうでいろいろ書類が出ているやつを読んでおりますと、京都府の文化スポーツ部のほうが行った公園予定地での最小限の盛り土をするというところで、そのときの一応条件というのが4ヘクタールほどを盛り土すると。グラウンドの部分と、それから堤防から進入路をつくるような部分、それを合計で4ヘクタールほど土を盛りますと。その条件で遊水池が減ることによって、現在の河道条件から高水敷を30センチほど掘削したら幾らピーク水位が変わるかというのを計算しております。その影響量をもとに、先ほどの4.何センチというのはそれを17ヘクタールに、だから4.5ヘクタールを17ヘクタールに置きかえて、その倍数だけ数が上がってくると、影響が出てくるというふうに計算されているのが私が理解している4.7センチの話ということでございます。 58: ◯田中委員  わかりました。  要するにもともとのところにあったところに土盛りをしなきゃならんという計算があって、その部分は要はそのときの数字か新たなところの数字かわかりませんが、そこに置きかえてそれだけのところを埋めてしもうたらこれだけの水位が上がるよと、こういう話ですよね。  先ほど本庄委員がおっしゃったように、要は話で、川の中はずっと流れているから、何ぼ広げておいたってそこにいつも水がたまっているから、そやからそこから上に水が来たって全然効果がないやないかという感じのお話でしたけれども、あそこはそういうことではなくて、もともと掘り込んで高水敷を低くして河川断面を大きくした中の高水敷よりももっと下のところを水がふだんは流れていると。それがたくさんの雨が降ってくるとそこも埋まり、全体も埋まり、保津峡に吸い込めないということでバックウォーターであふれると。こういう理屈になっているわけでありますから、池がどうか僕はわかりませんけれども、要するに水の流れていない空間が川の中にそれだけ広がっていると。それで広がっている部分の土が低かったところへ置かれているということでありますから、先ほどおっしゃっていたような効果の問題は、多分幾らかは相殺をされていて、ほとんどフィフティー・フィフティーではないかと。それが一般的な亀岡市の人間の理解だということを申し上げておきます。  それともう一つ、地下水の問題は、もともとあそこの土地がスタジアムでなかった場合に区画整理はされるわけですよね、都市計画審議会を通っていますから。その上であそこにそうでないものができて、例えば大型の何か商業施設とかいうのができたときに、地下1階とか2階とかいうものを含めた建物があそこに建った場合、あそこは商業地にしようとしていたわけですから、そうすると大きな空間がばかんとできて、それでそこにわかりませんが四方に壁ができて、それこそ外側から来ている地下水はカットされて外へ流れていくという、いわゆる地下水の経路が変わる可能性はあったわけですよね。  もちろんそれはあそこに建物を建てるというときになったらいろんな指導はあったんだろうと思いますが、今回はスタジアムに杭を打っていくと。本数が多いですが、杭を打っていくということで、それ自身は水の流れはさほどにとめないという話になったということで、亀岡市の中ではあそこに大きな地下に壁ができて、地下水がそこで方向を変えられて壁を伝ってずっと何十メートル横へ行って、それで流れていくということよりも今回のほうがよかったなという論理に我々はなっておるということです。  以上、遊水池の話と、それから川の土の置きかえによって影響はほとんど相殺されているん違うかということと、それから地下水については、むしろこの利用はよかったんではないかということを我々は認識しているということをお伝えして、ちょっと余分なところへ入りましたけれども、区画整理がもともとされているところの上に建てるわけですから、余りごっちゃに、わかってはるやろうけれども、わからへんような顔していろいろ質問されますけれども、そこのところはごっちゃにならんようにしてほしいということをあえて意見として申し上げておきます。  以上です。 59: 6 今後の委員会運営   今後の委員会運営全般について、正副委員長に一任された。 60: 7 その他   発言なし 61: 8 閉 会   酒井委員長から閉会宣告が行われた。                                    -以 上- 発言が指定されていません。 ↑ ページの先頭へ...